[MSoX Learn&Share] ゴールデンライト(Michael Freeman氏)
「ゴールデンライト」...あるフォトグラファーは、その言葉を賞賛の意味で使い、また、あるフォトグラファーは、皮肉っぽく使います...どうしてかというと、率直に言って、それは決まりきった表現のようなもので、予測通りのこぎれいさのようにみられているからでしょう。私としては、自分自身、それについてどうしたものかと少し悩んでいます。それは、結局のところ、はっきりとしたアプローチなのです。あらゆるものを、可能なかぎり魅力的にし、よく見せます。他とは異なり、オリジナルとして突出したいと思うなら、おそらく「ゴールデンライト」はすべきことではないのです。というのも、努力と技術が必要だというにも関わらず、単純に多くの人が行うことだからです。
逆にいうと...どうして、この申し分のないライトを使う努力をしないのでしょう?(すべての素晴らしいライトの中において、最も優れたものでしょう) 結局、抗うことはできないのです。私は、多くの写真編集者たちが好むとずっと知っている中で「ゴールデンライト」を使用する努力をし、さらなる努力が期待されるような契約ならば、それ以外のアプローチを探ります。私の答えは、ベストを尽くすことをすること、ただし、それを誰に対して表現するのか、ということには気を付けなければならない、ということです。
ゴールド上のゴールデンライト:この種のライティングの定番的な使い方の1つは、ライトを受けつつ強く撮影者に光を投げ返すような、反射する表面をもつものの至近距離での正面からの撮影です。これは、最近金箔の貼り換えが行われたチェンマイの優美な寺院、有名なワット・プラシンです。
ここでのトリックは、最も印象的な色を与えられるカメラアングルを見つけるまで歩き回ることです。
何が大切なのでしょうか? 以前、お話したことがあるかもしれませんが、素晴らしいライティングは素晴らしいショットを生みます。1つの観点より、それは、主題に 最良のトリートメントを与える必要があります。ナショナルジオグラフィックの歴史は、結局のところ、見事なライティングの原則に立脚しているのです。失敗した競合者のいる世界の中で、雑誌が成功した要因でもあります。どんなときにも、創造的なものとしてゴールデンライトについて考えましょう。
必要なもの
- 良いお天気と早朝もしくは夕方の時間
- 技術的に特別なものは必要なし
- 素晴らしい眺め
アイデア...陽がまだ低いとき、もしくはそこそこ低いとき、ライトの色は風景に浸かり、そのほかすべてのものが黄色やオレンジへと変わります- これが「ゴールデン」です。空気が澄んでいれば効果は鮮明で、かすみがかかっていれば、さらに満たされた効果を得られます。どちらの場合でも、多くの人々が好むことは光です。それは特別に感じられ、その反対は悲しい灰色の日々を感じます。つまり、それは、多くの人がお休み中に実際に行くような素晴らしい場所での時間、たとえば、カリブ海のビーチのカクテルアワー、歩道わきのカフェに座っているとき、または、丘をみわたしているとき、です。透き通るような色はさておき、陽の低いアングルは、対象物に最高の光を投げかけます。
これは、本当にタイミングの問題で、天候に注目しておくことが大切です。雲がほとんどない、良い天気が重要です。(陽のより低いアングルは、高いアングルの時より、いかなる雲も光をブロックしてしまう、ということです)。
太陽の位置が低いということは、撮影に、欠かせない3アングルの選択肢を与えてくれる、ということです:正面光(カメラの後ろ側に太陽がある)、側光、そして逆光です。対象物や情景は可能性に満ちているときは、同じ1~2時間内でこれらのすべてのアングルの撮影をまかなうこともできます。
正面光
側光
逆光
コロンビアの素晴らしい街、カルタヘナ・デ・インディアは、古い市街地の中心でこのような情景を見ることができ、バルコニーの影にふちどられた強い側光(上の図解をご覧ください)で、生き生きと見せることができます。
ゴールデンライトは、技術的な話ではなく、ただ単に外観に基づく1つの話です。上掲載のカーツームから少し下ったナイル川のように、時折、ゴールデンアワーは、実際の日暮れよりも長い時間にわたります。おだやかであたたかな色は、典型的なオリエンタルな雰囲気を醸し出しています。光に向かって撮影することは、シルエットを撮る助けとなります。
技術チェック 最初にする技術的なことは、太陽の高さ、緯度、季節を考えて撮影することです。ゴールデンライトは、始まりから終わりまで、固定されたものではなく、一般認識では、色温度がほとんど城になるまで続きます。実際には、太陽が5°~20°程度水平線より上であるときを指します。これは、季節や緯度によって変わります。中緯度での春や夏では、ゴールデンライトは、朝は1.5時間(6:30~8:00くらいまで)、夕方も同じく1.5時間(16:30~18:00くらいまで)続きます。回帰線付近では、夕刻は45分間くらいになり、北極圏では、天気がよければ、ほぼ通年に渡り、毎日続きます。
その次にチェックすることは、ホワイトバランスが正確であるかどうかです。色温度は、3500K~4500Kくらいの典型的なものでありますが、ホワイトバランスは好みのものを選ぶことができます。色がニュートラルな白に見える場合は、どこか少し変なのかもしれません。デフォルトで、デイライト(日光)バランスを使用すれば、より悪くなることはないでしょう。
アイデア
- 3アングルの選択肢を頭にいれておき、その可能性を探りましょう。
現像アイデア
The only special care that you need to take is over the color balance, and shooting raw, of course, gives you full choice, so that if you used Auto when shooting, for example, and the light looks a little cold, it doesn’t matter. Just tweak the color temperature slider (bluish to orange-ish) and hue slider (red to green) to get the right warmth.
必要とする、唯一の特別な留意点は、カラーバランスを考えることです。RAWで撮影することで、最大限の選択肢を得ることができます。ですので、たとえば、撮影時にAutoモードを使用するならば、光は少し冷たく見えますが、問題ではありません。正しいあたたかみを得るために、色温度のスライダー(ブルーからオレンジ)と色相のスライダー(赤から緑)を微調整しましょう。
Written by Michael Freeman 著
www.michaelfreemanphoto.com
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